プロでも・・・
先日の会社帰り、梅田の書店に寄ったら、「日本の空港 撮影ガイド」という本が目に止まりました。
早速手に取ってみると、全国各地の空港における撮影地が、ルーク・オザワ氏(日本人です)とチャーリー古庄氏(こちらも日本人です)による多くの美しい写真により紹介されていました。
私の自宅の最寄である伊丹も、当然掲載されています。
▲伊丹スカイパークから撮影したB777-246。
主に大型機が使用する滑走路14R/32Lに沿う形で開設された公園で、その長さは1.2km。幅は80m。
公園の南半分では着陸の瞬間が、北半分では離陸の瞬間が楽しめます。
遊具も充実しており、子連れでの撮影もOK。嫁からの視線の厳しさもいくぶん和らぐ・・・かな??
そんな撮影地の数々をパラパラと見た後、ルーク・オザワ氏とチャーリー古庄氏の機材を紹介するページを見て驚きました。
最初にルーク・オザワ氏。
いまだに(?)EOS-1V HSを使われています。
しかも、その数3台!(確かそうでした)
もちろん、デジタルでの撮影もされていて、EOS-1Ds(Markいくつかは忘れました)を所有されています。
もっと驚いたのが、そのレンズ群です。
数の多さもさることながら、望遠レンズのラインナップを見て一瞬見間違いかと思いました。
まず、EF500mm F4L IS USM。
これは驚きません。
航空機を撮影するプロカメラマンなら、持っていて当然とも言える一本ですので。
問題はその次。
EF300mm F4L IS USM…あれ、何かおかしくないか?
え!F2.8じゃないの!?
…ズラリと並んだ機材の写真を見ると、確かにサンヨンISがあります。
こういうプロの方は、サンニッパを使われているものとばかり思っていたので、ビックリ。
続いてチャーリー古庄氏。
カメラボディは記憶に残っていないので、そんなに驚くようなものは無かったのでしょう。
が、レンズが…。
ルーク・オザワ氏同様、望遠レンズで驚かされました。
一本目。
EF600mm F4L USM…あら?「IS」の文字がありません。
「脱字かな?」と思って機材の写真に目をやると、そこに写っているのは間違いなくIS無しのロクヨンです。
二本目。
EF400mm F2.8L USM。
へ?こっちもIS無し!?
ホントにビックリしました。
何でこんなに驚いたかというと、チャーリー古庄氏のこの2本、IS付の現行型に移行してかなり経つので、部品交換が必要な故障が発生すると、まず修理は不可能と考えるべきというものなのです。
特に、この世代のキヤノンEFレンズの望遠単焦点Lレンズの内、サンニッパなどのいわゆる「白レンズ」は、USM(超音波モーター)をMFにも使用する「電子フォーカス」のため、USMの故障は致命的です。
一度故障が発生すれば、そのレンズは「みんなの憧れ白レンズ」から「重くてデカい粗大ゴミ」になりうるわけです。しかも高確率で。
プロの方がそんなレンズを使い続けるとはにわかに信じがたく、「どうせ相当古い本なんやろ?」と思ったら、発行は昨年4月。1年3ヶ月前です。
修理不能のリスクを分かっていながら使い続ける、その理由を知りたいものです。
IS付によほど気に入らないところがあるのでしょうか?
とはいえ、同じリスクを抱えるレンズを保有する者としては、勇気づけられるところもありますが・・・。
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